


大会コース
日比谷公園(東京・千代田区)をスタート&ゴール地点とした約30km。前半は新しい東京、後半は下町の風情と、新旧のバランスがとれた魅力あふれるコースです。
日比谷公園―国会議事堂―東京タワー―増上寺―新橋―銀座みゆき通り―築地市場―晴海大橋―豊洲市場―豊洲ぐるり公園―豊洲大橋―門前仲町―深川―両国橋一柳橋―人形町―御茶ノ水―皇居パレスサイクリング―日比谷公園
- ※自転車は軽車両です。一部の歩道をのぞき、車道走行がメインになります。
交通マナーを守り、車の信号にしたがって走行します。左側一列走行を遵守してください。 - ※安全に整備された自転車であれば、車種は自由。リカンベント、ハンドサイクル、電動アシスト車も参加できます。
- ※コースは諸事情により変更する場合があります。
大会当日、受付時にお渡しするプログラムに詳細な地図を掲載しています。
■会場周辺図 詳細はこちら 交通アクセス
コースガイド
東京タワー
今なお、東京の人気ランドマークとして雄々しくそびえています。ライトアップは、イベントごとにショーアップされ、夜明けまで点灯されています。おすすめは毎週土曜日の夜8時から10時の2時間限定で点灯されるダイヤモンドヴェール。276台のライトが17段ある光の階層となり、七色に変化していきます。愛、地球、環境、平和を守る心を育むなど、色ごとにメッセージが込められています。
銀座みゆき通り
晴海通りと並行して全長1.2kmの伸びる通りがみゆき通りです。毎年、中央通りから築地市場へと向かいます。名前の由来は、明治天皇が海軍兵学校、海軍大学校などへの行幸(みゆき)の際、この通りを行幸路とされたため、いつしか「みゆき(御幸)通り」と呼ばれるようになったといわれています。1960年代、アイビールックの若者が闊歩し、「みゆき族」の名も生まれました。
豊洲ぐるり公園
豊洲市場を囲むようにららぽーと豊洲まで、まさにぐるりと4kmのランニングコースになる公園。のんびりできる芝生スペースあり、レストラン、劇場、ランニング施設など、新しい人気スポットとして注目されています。間近に見る東京湾の景色は、圧巻です。今回もここがエイドステーションになります。海の景色を眺めながら、のんびり休憩できます。
豊洲市場
豊洲市場は青果棟、水産卸売場棟、管理施設棟が配置されています。水産卸売場棟4階フロアには、鰹節、昆布などの乾物、漬物、玉子焼き、チーズなどの食料品のほか、包丁、調理器具、長靴、前掛けなどの雑貨と築地市場場外場内、他新規参入も含めて70店舗もの専門店が並んでいます。ゆったりしたスペースなので、お店の人達と話をしながら買い物ができ、築地市場とはまた違った売り場となっています。
深川
深川はかつて水に囲まれ、木場として水面は丸太の木でおおわれていました。広大な木材倉庫のような場所で、一方では江戸の郊外別荘地でもあり、「辰巳芸者」で有名な粋筋の町でもありました。深川江戸資料館では、江戸の町を再現した展示があり、長屋や井戸端、商家の佇まいなどを見ることができます。
両国橋
江戸時代、両国橋は人の往来で賑わっていました。平賀源内の「根南志具佐(ねなしぐさ)
には、橋の袂の見世物小屋、西瓜売り、ガラス細工売り、鰻屋、鮨屋など、活気ある風景が描かれています。現在の両国橋からは東の方角にスカイツリーが見えます。
柳橋
隅田川から神田川に入った所にかかる橋、今でも船宿が残り、独特の風情を醸し出しているのが柳橋です。江戸時代、浅草寺や吉原遊郭に入るには、柳橋から舟に乗って山谷堀で降りることが多かったようです。江戸が水路が張り巡らされた水の都であった名残を垣間見ることができます。木造の小さな船宿は、そこから宴の船に乗る所として機能し、芸者さんたちもここから船に乗っています。
人形町
江戸時代、浄瑠璃の人形師の店が並んでいた人形町と、大名屋敷があった浜町をつなぐ横丁が甘酒横丁。現在、和菓子店玉英堂のある所に甘酒屋があったといいます。今でも、さまざまな店が軒を連ねて、人の往来が絶えません。
一ツ橋
江戸城の内濠川にかかる橋で、徳川家康が江戸に入った頃には、一本の大きな丸太が架けられていて、この名で呼ばれたといいます。この近くの松平伊豆守の屋敷跡に八代将軍吉宗の第四子徳川宗尹が居を構えたので一ツ橋家と称したといわれています。現在の橋は大正四年(1925)架設。橋の北側、如水会館の一体は商科大学(現一橋大学)のあったところです。
[参考資料]
江戸を歩く 集英社新書
昭和・大正・明治の地図をいく 東京懐かし散歩 交通新聞社
江戸切絵図今昔散歩 新人物往来社